会長挨拶
河合 壯
光化学協会会長を拝命いたしました河合壯でございます。 光化学の魅力に惹かれ、気が付けば長年にわたり研究に携わってまいりました浅識の身ではございますが、会員の皆様とともに歩みを進め、本協会の発展に尽力してまいる所存です。関係各位の皆様におかれましては、何卒ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
光を取り扱う科学・技術の領域は極めて多岐にわたっております。光化学はその中心的な学術分野として、長きにわたり産学官の研究者・技術者、ならびに学術を志す学生諸氏に支えられ、愛され、育まれてまいりました。また、エレクトロニクス、エネルギー、医療、食料、環境、情報・通信、AIなど、現代社会が直面する重要課題に対し、本協会ならびに協会員諸氏が継続的に貢献してこられたことは周知のとおりであります。本協会が、いわゆるアカデミア中心の「学会」にとどまらず、産業界をはじめとする多様なステークホルダーが参画する「協会」として設立されたことには、先人の卓越した慧眼を強く感じております。
さて、本協会は2026年に創立50周年という大きな節目を迎えます。この記念すべき年に会長の大役を拝命いたしましたことは誠に光栄であり、同時に自らを高める貴重な機会と受け止め、誠心誠意務めてまいる所存です。さらに2026年は、本協会関係者がその設立と運営を主導してこられたアジア環太平洋国際会議(APC)が30周年を迎える年でもあります。二つのアニバーサリー・イヤーが重なることは、世界に開かれた本協会の歩みと、国際的な学術潮流を牽引してこられた先人のご功績を象徴するものと言えましょう。
池田元会長、加藤前会長のリーダーシップのもと、50周年記念事業の準備は着実に進められております。2026年9月には神戸市において、APC2026、50周年記念行事、光化学討論会を併せて開催する「光化学ウィーク」を迎えます。協会関係者の皆様におかれましては、次の50年に向けた新たな一歩をともに刻むべく、ぜひともご参集賜りますようお願い申し上げます。
会長就任にあたり、常任理事、理事をはじめ多くの皆様より温かいご声援と協会運営への多大なるご協力を賜っておりますことに胸を熱くしております。重ねて御礼を申し上げますとともに、皆様とともに健康に留意しつつ、それぞれの役割を全うできますことを心より祈念しております。
2026-27年度 光化学協会会長
河合 壯(奈良先端科学技術大学院大学)
